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盛岡だより 第5回 いわてのさくらだより 

岩鋳・南部鉄器
少々ご無沙汰しておりました。
岩手県にもやっと桜の季節がやってまいりました。
今回は岩手県の桜の名所をご案内したいと思います。

4月18日(日)晴天
今日は岩手県の中でも桜の早い、県南・県央地域の桜の名所をご紹介いたします。
 文 写真  岩鋳・淺沼里沙子 拡大

石割桜(いしわりざくら)盛岡市
石割桜とは盛岡市の盛岡地方裁判所の中庭にある、周囲23mの巨大な花崗岩の割れ目から伸びているエドヒガンサクラのことです。根回りは4.3mもあります。樹齢は推定350年と言われていますが定かではないようです。
市内でいち早く花を咲かせて、私たちに春の訪れを告げます。盛岡市のシンボルともいえる存在です。国の天然記念物にも指定されています。盛岡駅から徒歩20分。
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北上 展勝地 (きたかみ てんしょうち) 北上市
北上市は岩手県の内陸部に位置し、盛岡から車で約1時間(高速道路ではなく一般道を走行した場合)のところにあります。
北上市立公園「展勝地」には、約1万本の桜と10万本のつつじがあり、「日本のさくら名所100選」にも選ばれた東北有数の名所として知られています。今の時期は桜が咲いています。
今年は4月17日~5月5日が北上展勝地さくらまつりで、県内外からの観光客で賑わいます。
北上川沿いに約2キロの桜並木が続きます。
桜並木のソメイヨシノは樹齢80年以上で(一般に60年の寿命と言われています)、美しく咲き誇っています。
北上川を渡るようにたくさんの鯉のぼりが彩りよく優雅に泳いでいました。
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厳美渓(げんびけい) 一関市
一関市は岩手県の南端、宮城県と秋田県の県境に位置します。
厳美渓は栗駒山を源に流れる磐井川が2kmにわたる渓谷美を作り出しています。
エメラルド色の深淵や甌穴など、天然の造形美は名勝天然記念物に指定されています。
こちらの桜はもう終わりかけていました。一ノ関駅からバスで20分。
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