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盛岡だより 第5-2回 いわてのさくらだより 盛岡市編  

岩鋳・南部鉄器
前回は、県南と県央地域のさくらをご紹介いたしました。今回は盛岡の桜の名所を2ヶ所ご案内いたします。
 文 写真  岩鋳・淺沼里沙子

4月25日(日)くもり

高松の池(高松公園) たかまつのいけ・たかまつこうえん  盛岡市

盛岡バイパス北側出口の近くに高松の池(高松公園) があります。池の周囲2kmほどのところに約1,800本の桜が咲き誇っています。桜の品種はソメイヨシノを中心にシダレ桜や里桜などです。
池は盛岡城を造営する際、治水のために掘られた人造湖です。
明治39年(1906)に日露戦争の戦勝記念として住民たちが池の周辺などに1,000本の桜の木を植えたのが始まりといわれております。
ボードに乗ってのお花見や夜桜などいろいろな桜を楽しむことができるスポットです。
この日はお天気がよくなかったので写真写りが暗い感じになっていますが、お天気がよい日はもっと桜が美しく見えます。
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5月5日(木)快晴

米内浄水場(よないじょうすいじょう) 盛岡市

盛岡でも最も桜の遅い米内浄水場のしだれ桜。
盛岡市の郊外にある米内浄水場は、桜の季節のみ敷地内が一般公開される桜の名所です。
米内浄水場は、昭和9年の水道創設時から稼動している施設で「近代水道百選」のひとつに選ばれた市内で最も古い浄水場です。
桜の種類はヤエベニシダレ彼岸桜で昭和9年の盛岡市上水道施設を記念して、9本の桜を植えたのが始まりです。現在、推定樹齢80年の大木となり盛岡市の保存樹木にもなっています。
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岩手県は南北に面積が広く、地域によって桜の時期が異なるので、長い期間桜を楽しむことができます。ぜひ、桜の季節に岩手へおいでください。
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