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盛岡だより 第1回 山と河川 

岩鋳・南部鉄器
岩鋳は岩手県の県庁所在地である盛岡市にあります。盛岡は、岩手県のほぼ中央に位置し、南部片富士と呼ばれる岩手山や北上川、中津川などの清流の流れる自然と歴史のある街です。街のあちこちに城下町の面影が残り、みちのくの小京都とも呼ばれています。
これから岩鋳、南部鉄器のふるさと盛岡について紹介していきたいと思います。第1回は岩手県の代表的な山と河川についてです。
by淺沼里沙子
岩手山

岩手山は北上川とともに岩手県の象徴です。盛岡市の北西にある標高2,038mの火山。富士山型の秀麗な山容から、南部片富士・岩手富士の別名で親しまれています。9号目不動平から山頂は高山植物帯として国の天然記念物に指定されています。

北上川より岩手山を望む
北上川

長さは243kmで流域面積は東北で一番という大河川です。市内の中心部で中津川・雫石川に支流を従え水量を増して川幅を広げています。岩手の母なる川とも呼ばれています。

南部鉄器の製造に使用する鋳型の砂は北上川や雫石川から採れる川砂を使用していました。

北上川に架かる明治橋
中津川

盛岡を西流し、北上川に注ぐ22.8kmの一級河川です。この中津川流域をはさんで河北・河南として城下町が形成されてきました。かつては大きな洪水を起こしたこの川も、現在は盛岡市の上下水道に利用され穏やかな流れを保ち、夏には鮎が釣れ、こども達は川遊びをし、秋になると鮭が産卵のため川に帰ってきます。

中津川

盛岡には古くから砂鉄・岩鉄などの良質な鉄資源や、川砂・粘土・漆・木炭などの原料がすべて地元で産出され、鋳物産業にはもってこいの立地条件にあり、そのことから鉄器が製造されました。

中津川で遊ぶ子ども達
盛岡へは
東京駅より東北新幹線で最速2時間21分
仙台より新幹線で43分
札幌より飛行機で55分(花巻空港まで)で来ることができます。
盛岡駅

盛岡駅の駅舎の正面に書いてある『もりおか 啄木』の文字は石川啄木の直筆の書簡やノートから集字し、配置したものです。石川啄木は岩手県出身の実生活の感情を歌に詠んだ歌人として知られています。
盛岡駅前広場
南部鉄器の風鈴で市外、県外のお客様をお出迎えしております。
盛岡駅正面入り口にて。

次回は「盛岡城跡(岩手公園)」の紹介を予定しております。

岩鋳販売() 淺沼里沙子


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