「道央」の旅TOP  富良野 雨の美瑛へ もう一度雨のあがった美瑛 旭川・滝川/札幌へ向かう 札幌

もう一度雨のあがった美瑛(びえい)へ


大自然とそして人の手が創り出した農作地が融合した景観。ラベンダー じゃがいも 大麦 それら畑の領域区分がみせる端境のライン。そこへ小さな雑木林と深い森が重なり最高の芸術品に仕上げる。それらはなんでもない一本の木を絵にしてしまう。さまざまの丘の表情はいくら見ても飽きることはない。
「美瑛」は限りなく美しい。

白金温泉
原生林に囲まれた美瑛の「白金温泉」。ここへ至る道は、美瑛の丘の連なる名所から奥へ、深い森をぬけていかなくてはいけない。途中には白樺街道なる長い自然林の集合地帯がある。その距離は4Kに渡る。また十勝岳噴火時に飛んできた大きな石が途中の道の両サイドに見受けられる。間違いなくクマが突然現れそうな景色だ。いや実際クマが多くいる。

クマのお話(タクシーの運転手さんに聞く)
 もしクマに遭遇したら寝たフリというは絶対ダメ。顔をなめられでもして冷静な人などいない。一撃を食らう。クマも人間が怖いそうで、人間が自らの存在を鈴など付けて音で知らし召すことが大事(クマは2K先の音を聞き分ける)。目があったら目をそらさないこと。木に登るのはダメ。クマは木登り名人。坂を登って逃げるのはダメ。(だがクマは下りが苦手)。クマは好奇心が旺盛で、荷物などを捨てながら逃げるとその荷物に反応して、遅くなる。同じ系統の物を捨ててはダメ。飽きられて反応しなくなる。
拡大
私の泊まったホテルのすぐ裏にある。
この滝、源流は?と思ってみると根元に川がない。地下水が沸き上げってできためずらしい滝だ。
拡大
深い森と透明度の高い渓流。
美瑛の丘
テレビのコマーシャルでヨーロッパが舞台かなと思う中に、ここ美瑛での撮影が相当数あると聞く。
マイルドセブン セブンスター ケンとメリーなどすべてここが舞台で、後に名前が付けられた。
宣伝にかかわる方の設定地への目利きは、我々の想像を遙かに超え、とぎすまされているのだろか。

昨日の雨はやみ、映像がくっきりしてきた。山々の山頂部はまだ雲に隠れているものの、裾のは鮮明さを増してきた。
拡大
水蒸気が上へ上昇して鮮明なっていく景色。
拡大 拡大
親子の木
2本のお父さんとお母さんの木。その間に小さい木が見える。これが子供の木。水入らずで並んでいる。

拡大 拡大
マイルドセブンの丘
タバコのパッケージに使用された。左奥の防風林が構図の中心。
拡大
セブンスターの木
拡大 拡大 拡大
北西の丘観光案内のラベンダー畑


▲こだわりやさん生活倶楽部へ ▲TOPページ