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岩鋳・湯沸かし鍋/本場盛岡南部鉄器
IWACHU 岩鋳/南部鉄器 |
岩鋳 | 湯沸かし鍋 現代性と伝統との融合 それは「鉄瓶」のあらたなる形 |
400年の歴史をもつ南部鉄器。その中で「鉄瓶」は、3代目小泉仁左衛門清尊(1784年没)が茶の湯釜に口とツル付けたのが始まりとされています。そのため鉄瓶の本体の形は伝統的な茶の湯釜の形をしたものが多くあります。その後明治から大正にかけて、茶の湯釜から脱皮していろいろな形が生まれます。そのころに定まった形が現在の「鉄瓶」として受け継がれています。 堀江 皓著 「南部鉄器」 理工学社 参照
岩鋳さんでは、伝統をしっかりと踏襲するとともに、新たな試みも行われています。ここで登場します「湯沸かし鍋」は紛れもないそんな岩鋳さんを象徴しています。いままでの鉄瓶とはかなり趣を異にします。茶の湯釜の面影はなく、独特な文様もありません。従来の注ぎ口もありません。相当に斬新です。しかし機能は「鉄瓶」と同じで、内部は伝統的釜焼きの技法が採り入れられています。お湯をまろやかに美味しくしてくれる機能は何も変わりません。 その「湯沸かし鍋」の見事なフォルムは間違いなく「鉄瓶」のある方向性を指し示しているような気がします。 |
注ぎ口が広く、フタを開けずに水を入れることができます。 | 電磁調理器200Vに対応します。 | 内部は伝統的技法の釜焼きにより※酸化皮膜を作り錆止めを施しています。 |
※釜焼き・・・約1000度の炭火で焼くことにで、表面に四三化鉄Fe3O4)の皮膜を形成させます。この膜が錆止め、金化止めの役目をします。使用していくうちに赤い斑点が現れます。これは決してさわったり、擦ったりしてはいけないものです。その後白い湯あかが付いてきます。これができると内面が赤くなっても水は透明性を保つようになり、お湯の味はまろやかになり一層美味しくなります。 |
こちらもぜひご覧ください。 ●伝統的鉄瓶のページ |
湯沸かし鍋 サイズ:内径18.5cm 深さ10cm 26×21.5×H14cm(ツルを含まない) 容量:2L(満水) 重量:3.18Kg |