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能登半島の旅/輪島の朝市・輪島塗

 宿を主発して、今日の最初は、輪島塗の見学から。輪島塗に関して、ここで述べることは、とてもできない。もうたくさんの工程があるようだ。
 下記の写真は稲忠漆芸会館さんの工房を撮らせていただいたものだ。いくつもの工程が、各部屋ごとで行われ、ガラス張りを通して見学できる。
 制作を拝見しながら、昨日泊まった宿で、ほんものの輪島塗に触れたことを思い出した。
 輪島と聞くと、輪島塗と朝市をまず思い出す。輪島塗の見学が終わり、すぐに朝市に向かう。多くの人が朝市に惹かれるのはどうしてだろう?それはまずお祭り的だからではないかな。賑わいの楽しさ、子供の時の縁日の楽しさだ。そして売り手との掛け合い。究極の対面販売かもしれない。これはスパーマーケットにはまずない楽しさだ。
 輪島の朝市の楽しさは、海のもの、山のもの、工芸品、お菓子・・・なんでもあるとこだ。そしてなによりも観光地ずれをあまりしていない。本当に地のものが集まり、観光客のみならず、地元の人たちに活用され、愛されている。
 輪島の朝市は千年を超える歴史があると聞く。そこは買い物の場でもあると同時に、人々の社交の場だ。それは、商いが自然発生的に生まれた時代の名残と、そこから自然と生まれた心の交流が、現在にも温かく息づいている、タイムスリップした朝市かもしれない。
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車は規制され、のんびりと歩くことができる。
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露天が通りの表を占領して、その裏では
商店街のお店が普通通り営業している。
ちょっと不思議な光景だ。
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漆器店

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