専門店の天ぷら

仲田雅博著 日本料理こつ極意書より

専門店のようにカリッとした天ぷらを揚げるコツ

家で作るとどうして天ぷらが、ベッチヨリしてしまうのでしょうか。美味しい天ぷらが食べたいですね。
是非挑戦してみてください。

  • 揚げ鍋は 厚手で 底が平ら 大きめで 浅い物
  • 油は加熱すると膨張 だから鍋の深さの6~7分目
  • ポイント 175°C の適温を保つ材料を入れたら火を入れたり強火のこまめな調整
  • 一度に揚げる材料の量を表面積の2/3にする。
  • ごま油を中心として(香りがきつくくどいので)大豆油 サラダ油をブレンド使用。
  • 衣は粘らないように薄力粉を使用 冷水で切るように混ぜる。
  • 小麦粉に1割ほど片栗粉を入れると長い間カリッとする
店長より--- 宣伝で恐縮ですが、天ぷらは、絶対よい調理道具が必要です。「岩鋳」の天ぷら鍋はうってつけかと思います。
    夏野菜 カラット てんぷら  
適温170°~180° 温度の見方 衣を油に落として
いったん底に沈んでゆっくり浮き上がる。 150°C
底に沈んですぐ浮き上がる。 160°C
半分まで沈んで浮き上がる  170~180°C
沈まず油の表面で衣が散る。 190°C以上


    ▲岩鋳・天ぷら鍋 ▲久慈の砂鉄鍋