両津港 トキの森公園 尾畑酒造 砂金とり 佐渡金山 尖閣湾、外海府海岸 大野亀 内海府海岸

佐渡の旅 1/新潟駅、新潟港、両津港、トキの森公園 


 佐渡に行くのは初めてだ。なにかワクワクする。そんな日に残念ながら、全国的にどこも100%に近い降水確率。だから佐渡もたぶん雨。しかし雨はまだ降りだしてこない。
 佐渡に行く経路は東京(私は東京在住)から新幹線「とき」で新潟駅まで行き、そこからタクシーで新潟港へ。タクシーは15分ほどだ。新潟港からは水中翼船「ジェットフォイル」に乗船して、佐渡に向かう。新潟というと、仕事柄、燕三条にはよく降りるが、新潟駅は降りた記憶がない。こざっぱりとしたきれいな街並みだ。
(左画像は新潟駅前ロータリー。)
拡大

佐渡汽船のジェットフォイル。時速約80Kmで走行する。海面に浮かんで進むことから、舟が揺れない。今日は天気が悪いので、揺れを心配したが、まったく問題なかった。最近この手の高速船が海中生物?に激突して、事故を起こしたが、それを心配してか?、シートベルト着用で、席を立たないようアナウンスがあった。やはり船に乗ったらデッキに出たい。もっともこの船には客用デッキはないが。
拡大
佐渡から新潟港に向かうジェツトフォイル。 拡大
遠くに見える山には雪が残っているようだ。
佐渡は40%以上が森林に覆われている。
結構高い山もある。
金北山(1,172メートル)がそうだ。
拡大
空に厚い雲が覆い、雨が
かなり強く降り出した。
拡大
両津港に到着。
拡大
到着したジェツトフォイル。
拡大
港を出るとすぐに佐渡おけさの人形が
2体、私たちを出迎えてくれた。

佐渡は私が思っていたよりずっと大きい。南北に長く中央分が両サイドでくびれているから島の外周は相当の距離がある。面積もかなりあり、東京23区の約1.4倍と知る。
(左写真)トキの森公園に向かう途中の景色。湖面にはたくさんのイカダが浮かぶ。なにかの養殖か。
この湖たぶん加茂湖?ではないか。
拡大
 トキはニッポン、ニッポンという学名で、コウノトリ目、トキ科の中のー属ー種に分類される鳥です。全長76cm、顔と脚は赤く、頭に細長い冠毛の束をもち、体は淡いピンクを帯びた白色の羽毛でおおわれていますが、繁殖期には頭から背中にかけて灰色になります。山あいの湿地や水田で魚や昆虫などを補色します。
 かつて日本の各地で見られ、新穂地区にも数多く生息していました。空を飛ぶトキの姿は美しく、「とき色」と呼ばれる、風切羽や尾羽のオレンジがかったピンク色がいっそうあざやかに見えたものです。
 しかし明治以降、日本中でその数が激減し、1934年に天然記念物、1952年に特別天然記念物に指定され、1960年に東京で開催された第12回国際鳥類保護会議で国際保護鳥に選定されました。
(トキの森公園パンフレットより抜粋)


絶滅しかけたトキだが、現在では 「6月5日現在のトキの飼育総数→99羽(うち今年産まれのヒナ19羽) 」(佐渡トキ保護センターHPより)という状況で、着実に保護の成果が上がっています。
将来的には、自由な空を、たくさんのトキが舞ってくれることを願うのみです。


トキの森公園入口。
佐渡市新穂地区に公園がある。
新穂地区は佐渡の中央部の穀倉地帯にある。
大きなトキの看板。
たぶん1羽は「クロトキ」だと思う。東アジア産。
佐渡トキ保護センターはこの公園内にある。
飼育所は少し離れて見学できる。望遠鏡が用意されていた。


拡大 拡大
公園内にあるトキ資料展示館に展示のトキ剥製
佐渡の旅 1/新潟駅、新潟港、両津港、トキの森公園
佐渡の旅 2/尾畑酒造、砂金とり
佐渡の旅 3/佐渡金山
佐渡の旅 4/尖閣湾、外海府海岸
佐渡の旅 5/大野亀、内海府海岸、両津湾



▲こだわりやさん生活倶楽部へ ▲TOPページ