| 呉 ｜ 江田島 ｜ 大和ミュージアム |
 |
広島 江田島・海上自衛隊第１術科学校／幹部候補生学校
| 呉港から江田島（えたじま）に向かう。呉港からフェリーで約２０分。呉から肉眼でもはっきりと江田島を見ることができる。そう長い距離ではない。 船着き場からは潜水艦「あきしお」の一部を見ることができた。自衛隊の資料館を現在準備中で、来年に完成らしい。潜水艦は長さ７６ｍ、重量２千トン超。２００６年９月に展示作業が行われた。海からクレーンで陸揚げし（これだけでもすごい）、それからさらにどう地上に設置したのか？わからない。 |
 |
 |
| 拡大 潜水艦 「あきしお」。足場とシートがかかっていて 全体の姿をみることができなかった。 |
拡大 江田島に向かうためのフェリー。 |
 |
 |
| 拡大 船着き場から見ることができた 大型船。建造中？かなりの迫力だ。 |
拡大 フェリーからとらえた小島。 建造物が見られるが、人が住んでいるか 不明。何かの貯蔵施設？ |
 |
江田島市周辺にはイカダが多く浮かび、牡蠣がたくさん養殖されている。牡蠣のむき身の生産は日本一とのこと。 江田島はミカンの産地でもある。色づいたミカンと緑色のミカンが山の斜面を彩っている。 |
| 拡大 もうすぐ江田島に接岸。 |
| 江田島海上自衛隊 第１術科学校 幹部候補生学校 （旧海軍兵学校） 江田島の見所はなんといっても海上自衛隊の学校だ。ここは一般の観光地ではないが、ガイドさんが付いて中を詳しく案内してくれる。ただ見学するには、受付時間がきちっと決まっていて、時間厳守だ。 構内には明治、大正、昭和、平成の各時代の建物が並び、さながら建築の歴史館だ。 ＜学校の歴史＞（江田島の海上自衛隊 パンフレットより抜粋） 江田島は、風光明媚な広島湾に位置して、東は呉市に、北は広島市に、西は那沙美島を隔てて名勝安芸の宮島に相対し、南は佐伯郡能美島に連なり、また、早瀬大橋、倉橋島、音戸大橋を経て呉市に通じています。 海軍兵学校は明治２１年（１８８８）８月 東京築地からこの江田島に移転以来、アメリカのアナポリス、イギリスのダートマスとともに世界３大兵学校としてその名は広く世界が知るところとなりました。終戦により昭和２０年１２月１日、約６０年の幕を閉じました。以後１０年間は連合軍が教育施設等に使用しました。昭和３１年（１９５６）１月返還され、当時横須賀にあった術科学校が当地江田島に移転、その後昭和３２年５月に幹部候補生学校が独立開校し、現在に至っています。 |
 |
 |
| 後ろに見えるのは江田島の 名峰古鷹山。 |
拡大 大講堂。大正６年（１９１７）年に御影石で 造られた堂々たる風格の建物。 入校・卒業式などが執り行われる。 この写真は表玄関で、私たちはここから 入れない。 |
 |
 |
| 拡大 大講堂内部の天井のシャンデリア。 舵輪をかたどっている。 |
拡大 大講堂２階席。貴賓席がある。 |
 |
 |
| 拡大 極めて音響の良い内部。大講堂は 一時教会としても使われた。 |
拡大 私は、ここから入った。 |
 |
 |
| 拡大 大講堂の壇上。 |
拡大 大講堂の裏手入り口。 生徒達はここから入る。 |
 |
 |
| 拡大 ちり一つ落ちていない きれいに清められた構内。 白い石砂が美しい。 |
拡大 松も起立！自衛隊らしい まっすぐ伸びた松林。 |
 |
 |
| 拡大 戦艦「陸奥」（むつ）の径４０ｃｍの主砲。 弾の重量は１トン。最大射程距離３０Ｋｍ。 現在の大砲と比べると当時のものは 相当に命中率が低い。 |
芝が植えられた広いグランド。 |
 |
 |
| 訓練船？が多数並ぶ。 | 武道館。 |
 |
 |
| 拡大 明治２６年（１８９３）に海軍兵学校生徒館として 建てられた、通称「赤レンガ」と呼ばれている 「幹部候補生学校」。 |
拡大 幹部候補生学校は、海上自衛隊の初級幹部 自衛官として勤務するのに必要な知識・技能の 習得を目的とする。 |
 |
 |
| 拡大 この赤レンガは当時ものすごく高価で、 １ヶ分の価格が、当時の大工の２日分の 工賃だったとガイドさんが教えてくれた。 触ると滑らかで、発色がきれいで 今でも大変美しい煉瓦だ。 |
拡大 ヨーロッパの古い学校を思わせる まっすぐ伸びた廊下。 |
 |
 |
| 拡大 第１術科学校 船艇に乗り組んで行う、砲術、水雷、通信、航海などに必要な知識・技能の習得を目的とする学校。 |
拡大 第１術科学校は平成１０年（１９９８）全館 改築され、新しい建物となっている。 |
 |
 |
| 拡大 教育参考館。 ギリシャ神殿風の建物。幕末から第２次世界大戦にかけての海軍関係の歴史的貴重な資料が多数展示されている。特攻隊の遺書は、悲しみを誘う。 東郷平八郎元帥の遺髪室がある。 私たちが見ることはできない。 |
拡大 戦艦「大和」の主砲砲弾（右） 写真では小さく見えるが、高さ１．９５ｍ、 大人の背丈より高い。 直径４６ｃｍ。重量１．５トン。 最大射程距離４２Ｋｍ。 |
 |
 |
| 拡大 特殊潜航艇。甲標的。 |
拡大 特殊潜航艇。海竜。 死ととなり合わせの恐怖。 そして閉所恐怖。中は恐ろしい空間 だと思う。 |
 |
（左画像 表桟橋。 海上自衛隊らしく学校の表入り口は、 海側となる。 （正門と呼んでいいのだろうか？） |
| 拡大 |
 |
 |
| 拡大 江田島と本州を結ぶ橋、早瀬大橋。 |
拡大 早瀬大橋を下から撮影。 |
| ＜広島 呉・江田島の旅＞ 広島 海軍の町 呉 広島 江田島・海上自衛隊第１術科学校／幹部候補生学校 広島 呉・大和ミュージアム |