羽田から高知空港までは、約1時間20分。私は飛行機の中では、いつも据え付けのイヤホンで音楽を聴いてほとんどを過ごす。今回は大好きなベートーヴェン特集ということで、嬉しくなって、それを聞いていたら、あっという間に高知に到着となった。高知空港は高知龍馬空港と呼ばれ、坂本龍馬の名が付けられている。坂本龍馬の偉大さ、人気が伺える。高知空港からは、すぐに離れ、本日泊まるホテルへ向かった。ホテルは高知城の間近にあり、高知空港から車で約30分。ホテルへ向かう目抜き通りは、3車線で反対車線も3車線、さらにその中央には線路二つが配置されている。見事に広い通りが長くまっすぐに延びていて、気持ちがいい。路面電車はひっきりなしに往来している。その車体は、新旧いろいろで、私たちの目を楽しませてくれる。ポルトガル製のものも見ることができた。路面電車の営業距離は、25.3K。市民の重要な足になっているようだ。
高知というと、坂本龍馬、桂浜、高知城、はりまや橋・・・と即答えたいところだが、正直、一番先に浮かぶのは、日本酒、皿鉢(さわち)料理、鰹のたたきだ。酒の肴もいろいろあるようで、嬉しい町だ。鰹のたたきなど毎日食べても飽きない。それがこの当地で、それを地元の酒、地元の空気と一緒に食せるのは、なんと幸せか。大好き土佐。
高知市・・・山内一豊が土佐藩領主として封ぜられた後、土佐藩の城下町として発展していった。高知県の県庁所在地。現在県内の多くの人口が集まっている。太平洋に面した温暖な気候の地域。
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