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壱鋳堂 南部鉄偶シリーズ NANBU TETSUGU made in Japan |
古代 縄文の森・・・南部鉄偶/南部鉄器・土偶の世界
旧石器時代に続いての縄文時代は約1万2000年前に始まったとされている。なんとも遠い昔である。想像がつかない。どんな時代であったかは、専門の書物やサイトを見ていただくとして、印象に残るものとして取り上げたいのは「土器」「土偶」である。この南部鉄偶の各ページを製作するにあたって、いろいろと遺跡等より発掘された土偶の画像を拝見させていただいた。そして、その面白さ、奇抜さ、個性、多様性にはひどく驚かされた。 より対象をリアルに伝える写実こそすばらしいと思っていたのは、私の場合せいぜい小学校位までで小学校高学年以降は型破りな造形にだんだん惹かれていった。(もちろん写実もすばらしい) 私たちはつまらない、難解と称して革新的な前衛芸術をどこか毛嫌いし馬鹿にするようなところがるが、型破りの発想のものを実際制作してみろと私たちが言われたらまず絶対できそうにない。そういう意味で縄文時代の土偶はすごい。現在展示されているものの多くは奇抜さ、多様性において驚かされる。 壱鋳堂さんがそんな「土偶」に目をつけ、本質的魅力を堅持しつつそれを親しみのわく2等身のかわいいキャラクターにしたこと。そして南部鉄器という鉄の素材と結びつけたことは、ある意味大発明と思う。南部鉄器にとっての大発明だ。私たちは人のしていない新しいことをやってみたいと思っても、ほとんどのことはやり尽くしていると諦める。しかし新しいことは身近にあって、過去のものと過去のものが組み合わさり、化学反応を起こして新しい新鮮なものが生まれる。今回「南部鉄偶」を生み出した壱鋳堂さんには拍手を送りたい。 このページは南部鉄偶を見ていて急に描きたくなったものだ。あまり意味のないページである。ちらっと見たら通り過ぎてほしい。 m.m |
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栄養素の中でミネラルは体の調子を整えてくれる大事な成分だ。そのなかで「鉄は」血液と関係が深く、赤血球のヘモグロビンを作る材料になっていると聞く。不足すると貧血になる。貧血になると酸素を十分に運べなくなって、すぐ疲れたり、どうき・息切れなどを起こしやすくなる。特に女性や育ち盛りの子供は注意が必要のようだ。 鉄には2価鉄(ヘム鉄)と3価鉄(非ヘム鉄)がある。2価鉄は肉、魚に多く含まれ、3価鉄は野菜に含まれる。両者を比べると遙かに2価鉄の方が吸収がよい。但し3価鉄も食べ合わせによって吸収率が上がるようである。 南部鉄器から出る鉄は吸収のよい2価鉄である。溶出する鉄が微量であっても、それが日常的であることが大事だ。なによりも、一時的に多く摂るよりも毎日の積み重ねで摂ることである。鉄の道具が生活の中心であった頃は、鉄不足がほとんどなかったと聞いたことがある。尚、南部鉄器にはカルキを消し、水をまろやかにする特性もある。 ちなみに栄養素としての「鉄」に興味のおありの方は、専門機関のページをご覧になって頂きたい。詳しく説明されている。 |
HP掲載画像 記念に残しておいた。 |
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