鳥羽・ミキモト真珠島、鳥羽水族館|二見・興玉神社|伊勢神宮・外宮、内宮|伊勢・おはらい町、おかげ横町 |
東京駅から新幹線のぞみで、名古屋へ向かう。窓がかなり小さいので、多分最新鋭の新幹線だ。天気がよいので、途中、富士山がくっきりと眺められた。まるで中腹まで歩いていけるような距離に感じる。1時間40分ほどで名古屋に到着。近鉄急行のホームへ向かうまでに駅内にたくさんの飲食店街へ迎入れるための看板が目に入る。大好きなみそ煮込みうどんもあるのだろう。近鉄急行に乗り込んで向かう先は、鳥羽。鳥羽駅へは1時間半ほどで到着だ。 駅を降りるとすぐに風光明媚な鳥羽湾が眼前に広がる。最初の目的地であるミキモト真珠島は駅から車で数分の距離。ミキモト真珠島は独立した小さな島となっており、陸地からほど近い距離にあるため、陸地から美しい硝子張りの連絡路で繋がっている。すぐに島に入る。島は明治26年御木本幸吉氏が世界で初めて真珠の養殖に成功した島でもある。昭和26年に開島となり、多くの人に親しまれてきた。島内は中心部に森が生い茂り、島の周囲には遊歩道、庭園を配している。さらに真珠博物館、御木本幸吉記念館、パールプラザなどの施設がある。また海女の実演も行われている。実演に関しては、到着時が実演終了となってしまい、海女がお別れで手を振る姿しか見ることができなかった。真珠博物館は、スタッフの説明を聞いたりして、ゆっくりと廻った。真珠ができるメカニズム、製作工程は興味深い。真珠の販売店パールプラザへも赴いた。店内はかなり広く、シックな装いだ。真珠島だけのオリジナルも多く並んでいるらしい。私でも買い求めることができる額のものもあったが、私の美的感覚をして、選んでみると、ちょっと手が出ない。 |
鳥羽駅、近鉄急行 | 拡大 鳥羽湾 |
鳥羽湾めぐり観光船 龍宮城 | 拡大 本日泊まったホテルより鳥羽湾を望む |
拡大 | 拡大 ミキモト真珠島への連絡橋 |
拡大 ミキモト真珠島 |
真珠の島 石碑 |
「養殖真珠第一号ここに生れる」の碑。 | 拡大 御木本幸吉の像 世界で初めて真珠の養殖を成功させた。 |
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拡大 真珠島より鳥羽湾を望む。 |
海女の実演。 養殖真珠を支えてきた海女の姿 |
別れを告げる海女さん。 | パールプラザ。 島だけのオリジナルのジュエリーを販売。 |
パールプラザの店内。 | 海女さんが暖を取った。その実物模型。 |
島の真珠博物館内のパネルを撮影。貝はアコヤ貝。まるで牡蠣さばいているよう。 アコヤ貝は食べられる。ここでは、真珠養殖のメカニズムからネックレスのなどになるまでの過程など、さまざまな真珠の知識を得ることができる。 |
ガイドさんに真珠養殖について教わる。 | 拡大 アコヤ貝。このようなカタチで養殖されている。 |
拡大 全て本物の真珠。色や形などさまざま。 |
ミキモト真珠島から歩いていける距離に鳥羽水族館がある。ともかく大きな水族館だ。沖縄の美ら海水族館の水槽はすごく巨大だが、水族館自体の規模は、それをはるかに凌ぐように感じる。ジュゴン、スナメリ、イロワケイルカ、アフリカマナティーなど珍しい海の生きものが集う。時間の都合でとてもすべてを見学できないので、何点かのテーマに絞って見学した。この水族館には大小様々な水槽があるが、目立つ大きな生きものたちだけでなく、小さなものにも面白いものが多く、時間があれば半日以上かけて廻りたい。 私は今回オットセイの演技を見た。オットセイの演技だけでなく、進行役のおねえさんの演技も見もの?。そして今回偶然に遭遇した、もっとも面白かったのは、セイウチだった。初め透明な水槽で泳ぐセイウチを眺めていた。ホースをストロー代わりのようにくわえて、水の中で戯れる姿はユーモラスでとっても可愛い。その体が巨大であるだけに、可愛いしぐさとのアンバランスがより笑わせてくれる。眺めていて、しばらく経つと、水から上がり、巨体を揺すりながら、展示室の出口へ向かう。もう見られないのかと残念に思っていると、何と私たちの方に向かって来るではないか。・・それも僕のすぐ脇、僕の体に触れるほどの間隔で、近づいてきた。ちょっとばかり身の危険を感じた。どうやら体重測定を行うようだ。2頭いたのだが、体重は、約160Kgと130Kgだったようだ。まだ子供だ。そのうち檻などない自分たちがいるこの場所で、2頭が飼育員さん2人と組んで、演技を始めた。面白い。ここで書きたいが、水族館に訪れて、同じ場に遭遇する方の為に、詳細は書かない。ちょっとだけ書くとすると、アシカより運動神経が鈍く、芸があまりない。僕も実は自ら進んで、演技の輪投げに加わったのだが、・・・・?。見ていて面白いのは、どこかひょうきんなセイウチのキャラと動きだ。そしてどうも真に演技しているのは、セイウチでなくスタッフの方という気がする。ともかく笑わせてくれた。セイウチは、大きな牙が口から出ている。スタッフの方は平気でその口の中に手を入れていた。体は大きく、もしじゃれて抱きつかれたら、こちらが圧死してしまうだろう。そばで体を触ってみると、絨毯のようで、とても温かい。時々奇妙な鳴き声を発して、驚かされるがしばらくいると、その鳴き声がなにか人に意思を発しているように聞こえ、いじらしく思ってしまう。こんな動物をペットにもったら楽しいだろう。 |
拡大 鳥羽水族館。 |
エントランスホールに吊された鯨の模型。 |
拡大 | 拡大 |
コーラルリーフダイビング。 自然の中で泳ぐ魚たち。自然な姿を水槽に再現している。 |
チョウザメの仲間たち。 | 拡大 パフォーマンススタジアム アシカのショー |
拡大 | 拡大 私の目の前で演技。 |
拡大 すごいジャンプ力 |
拡大 見飽きないペンギンたち。 |
拡大 ホースをくわえたセイウチ |
拡大 なんだかトトロを思い出す。 |
拡大 僕に近づいてきた。えっ!うそ! |
拡大 牙があるのに手を口に入れている。こわっ! |
拡大 体重測定。 |
拡大 アシカに演技負けるな。 |
拡大 肌は絨毯のよう。温かい。 |
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