葛飾柴又・帝釈天参道|葛飾柴又・山本亭葛飾柴又・寅さん記念館東京ソラマチ
  葛飾柴又 下町を行く

葛飾柴又・・・帝釈天参道 


 池袋(私が住んでいる)から山手線で日暮里に向かい、京成電鉄・急行に乗り換えて、高砂駅で降りる。葛飾柴又に行くには、一度この駅の改札を出て、京成金町線に乗り換えなければならない。京成金町線は高砂駅を含めて3駅しかない。そしてこの駅、ホームがひとつしかない。単線なのだろう。 柴又駅は高砂よりひとつ目の駅で、時間にしてすぐなのだが、たった今電車が出たばかりなので、20分ほど待たされる。電車はかなり古い型で、寅さんの電車でのシーンが浮かんでくる。寅さんはこれに乗り、旅に出て、そしてこれに乗りふるさとに戻って来るのだ。柴又駅は小さな駅だ。ホームから駅舎の改札に出るのに、田舎の鉄道によくあるような、線路を歩いて横切るような形式になっている。改札を出ると小さなロータリーがあって、中に寅さんの銅像が迎えてくれる。右手奥には参道らしきものが見える。本日の天気予報は雨で、観光客はまばら。しかし雨は気まぐれで、降ったりやんだり。雨量は少なく、さして気にならない。

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京成金町線・車両 車内には扇風機。
最近では見かけなくなった。
  参道に入ると、何かわくわくしてくる。お団子、佃煮、せんべい、鰻、おもちゃ・・・たくさんのお店が軒を連ねる。門前町は情緒豊かな風景を生み出す。今はちょうどお昼。天ぷらを揚げる香ばしい匂いにつられ、お店に飛び込みたくなる。しかし入れば必ず酒を飲む。そうなると、これから先の行動がちょとつらい。我慢して、今日の予定をこなそう。柴又帝釈天の参道は200m位で、短い。少し歩くと柴又帝釈天(題経寺)で突き当たってしまう。 柴又帝釈天は日蓮宗の寺院。 正面の帝釈堂で拝む。このお寺で一番思い出すのは、寅次郎は別として、あの優しい御前様と庭を掃く寺男だ。男はつらいよのシーンが浮かんでくる。
参道へ向かう。 帝釈天参道入り口。
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駄菓子屋。
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駄菓子屋の看板が面白い。
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「私 生まれも育ちも 葛飾柴又です
・・・・・フーテンの寅と発します」の碑。
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両サイドには、老舗の川魚料理屋。
拡大 高木屋 とらやのモデルとなった。
高木屋 拡大
とらや。「男はつらいよ」の1作から4作まで
映画に使用された。現在は建てかえられている。
とらや。
映画で使用されたという紹介。
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川魚料理 川千家 拡大
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正面は柴又帝釈天・二天門
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柴又帝釈天・帝釈堂
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