沖縄 那覇市 国際通り
沖縄 那覇市 国際通り 沖縄について旅行記を書くのは、これで3度目。過去に、沖縄本島(沖縄本島の旅)、そして石垣島とその他島巡り(日本の最南端 石垣島 西表島へ」を書いている。しかしその中で、那覇市の「国際通り」には、全く触れていない。どういうわけか、車窓からの風景のみで、一度も赴いたことがないためだ。今回、沖縄に用事があり、早めに沖縄に入って、国際通りを歩いた。 海が好きというわけではない。正直、あまり興味がない。でも沖縄が好きなのだ。特に人が住む町、人が住む観光地でない町、何気ない町、そうしたところを取り巻く空気が好きだ。その空気の正体が何であるか、また何から発生しているのか分からない。温度、湿度、風、景色、文化、音楽、三線、泡盛、人々・・・・・・なんだろう。 那覇空港について、まず最初にすることは、沖縄そばを食べること。もうこれは沖縄に着いたらこれと決めていた。空港のレストラン街で、じゅーしー(沖縄のまぜごはん)付きの沖縄そば、そしてオリオンビールを頼んだ。「沖縄へ来た」という思いがわいてきた。昼食を終えて、しばし飛行場を見学してから、タクシーに乗って、那覇市内へ。一度ホテルへ。荷物を預け、地図をもらい県庁脇の道を通って、国際通りへ。 国際通りは、那覇空港からタクシーで10分か15分ぐらいだろうか。沖縄県那覇市にある。県庁のすぐ近くの交差点より始まり、安里三又路まで長さは約1.6km。かなり長い。昭和20年代にできたアーニー・バイル国際劇場という名の付いた映画館にちなんで、名付けられた通りらしい。 国際通りを歩いてみての印象は、観光客のための通りと言う感じ。お土産やホテル、飲食店が多い。先へ進んでいくと、アーケード街が交差していて、そのアーケード街がものすごく奥へと長く伸び、さらには枝分かれしている。ここはおみやげ屋も多いが、地元の人のための店も多く軒を並べている。特に、この中には「牧志第一公設市場」があり、庶民の台所、生活を支えている。(この市場はテレビで良く登場する。ブタの顔や極彩色の魚をよく放映している) 国際通りは沖縄を代表する観光地であり、また地元の方の生活にかかわる大事な場でもあるのだ。 今は10月中旬である。東京に住む私は、もう衣替えをすませ、秋冬モード。沖縄に来るに当たって、必要があり、スーツにネクタイを着用している。国際通りを歩くのもこのスタイルだ。しかし沖縄は、現在30℃超。そしてかなり蒸す。誰一人としてスーツにネクタイはいない。ましてや冬用のスーツである。(東京を出発するときは全く自然)あまりにも場違いで、そして蒸し暑いので、上着を脱ぎ、ネクタイを外した。そう、沖縄は亜熱帯気候なのだ。 国際通りの看板や建築物に統一性はなく、自由におのおのが自己主張している。しかしそのおのおのの主張は、「国際通り」という形で、ひとつになり、「南国情緒」という風情を私たちに提供してくれる。町は極彩色にあふれている。実に華やかで、にぎやかな場所だ。今は昼だが、夜はどんな顔を見せるのだろうか。 ところで、沖縄県庁脇を歩いていた時のことだが、派手な色と柄のアロハシャツのような服を着た人が、大勢い県庁より出てきた。どうもお揃いのシャツのようだ。この服が沖縄では実にオーソドックスなものであることは知っていたが、でもそれはとても不思議な光景だった。後で分かったことだが、これは「かりゆし」という、半袖の開襟シャツで、沖縄の方のオフィシャル(公式となる服)とのことだった。県庁でなどお役所でも、広く着用されているということだった。 |
沖縄県警察本部 | 県庁脇のコミュニティー通り |
拡大 道路にシーサー? |
拡大 県民広場前の通り。 |
議会棟 | 奥が国際通りの始まり。 |
沖縄県庁 | 拡大 国際通りに入ります。 |
南国ムードいっぱいです。 | この建物には 御菓子御殿の看板がありました。 |
ハブ酒専門店とは! |
拡大 高校生ら若い子がいっぱい。 |
拡大 | 拡大 宮里藍の大きな写真が建物の壁に。 |
拡大 遠くに「ちんすこう」の黄色い看板。 |
国際通りを示す標識。 | すごい数の泡盛。若い女性の お客さんが大勢いた。 |
お店の名前がヤンバルクイナ。 | 拡大 ご当地即席ラーメン。 |
拡大 アーケード街の入り口。 市場本通り。しかしこの看板不思議だ。 芸能人? |
拡大 ともかく大きいアーケード街だ。 |
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アーケードの中にもおちついた 場所がある。 |
左画像 牧志第一公設市場の看板。右手を見たら、巨大な市場だった。店先にはブタの頭や足、鮮やかな色の魚が並んでいるのだと思う。ここがよくテレビで見る場所とは、この時点では気づかなかった。 |
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公設市場の画像。那覇市及び那覇市観光協会よりお借りした画像です。(ちょっと古いようです) |
拡大 ホテルより街を見る。 |
拡大 県庁。 |
ザ・ブセナテラス 翌日は、沖縄県名護市部瀬名岬、その岬に建ち、部瀬名(ぶせな)より名をとった、リゾートホテル ザ・ブセナテラスで昼食をとった。このホテルは、九州・沖縄サミットの主会場となった万国津梁間(ばんこくしんりょうかん)の隣に建つ。サミット時の宿泊施設となったリゾートホテルだ。岬が丸ごと施設になっているようだ。日本のトップクラスのリゾートホテルと聞く。料理と酒がすごぶる旨かった。(料理の写真を撮るのを忘れた。) |
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