高知・よさこい祭り | 高知・龍河洞 他

高知へ・・・龍河洞(りゅうがどう) 他

 「桂浜」もこれで訪れるのは3度目。太平洋を望む海岸。松と白砂。美しく湾曲する海岸線。まさしく高知を代表する景観である。よさこい節の有名な替え歌にも歌われている。

土佐の高知の はりまや橋で 坊さんかんざし 買うを見た よさこい よさこい
みませ見せましょ 浦戸を開けて 月の名所は 桂浜 よさこい よさこい
言うたちいかんちゃ おらんくの池にゃ 潮吹く魚が 泳ぎより よさこい よさこい

 龍馬像は海岸沿いに立っているのではなく、松林の丘の上である。そこから太平洋を見つめている。
坂本龍馬像は地元の学生が中心になって募金活動を行い建立された。大変な苦労があったようだ。除幕式は昭和3年。像の高さは5.3m。台座を含めると13.5m。

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 鍾乳洞というと、どこか地底探検というSFめいたわくわくする気持ちを抱かせる非日常的世界だ。これから向かう先は国指定史蹟天然記念物「龍河洞」。日本三大鍾乳洞 である。(他の二つは龍泉洞(岩手)、秋芳洞(山口)) 駐車場から小さなアーケードに商店街 をぬけて、長いエスカレーターで上った地点に小さな神社を備えた鍾乳洞の入り口がある。 入り口の前に立つと、冷気が吹き出し、暑く湿った世界から来たものには天国である。この鍾乳洞の総延長は4Kmで、その中で見学コースになっているのは、約1Kmである。中は涼しいので、上着が必要と思いきや、まったくその必要はない。場所によっては、低く狭い場所があり、体をかがめたり、ねじったりしなければならない。また長い上り坂や、アップダウンがあり、内部の温度は16~17℃であるが、汗ばんでくる。出発すればもう戻ることはできないので、体が不調の方は、お奨めできない。秋芳洞は通路が広く、進んだ距離が同じでも、その体への負担はかなり龍河洞が大きい。しかし、どこか冒険している気にさせてくれるので、また違う面白さがある。出口近くになると、弥生時代の住居跡を見ることができる。 また先住民が残した土器が石灰に被われている(神の壺と呼ばれている)不思議な状況を見ることができる。大変貴重な資料である。龍河洞では、このルート以外の冒険コースも用意されている。案内が付くとのこと。要予約。 

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拡大 ←左画像の説明文の内容
「弥生文化時代に洞窟で生活した
穴居民族の碑」
左画像 洞窟へのとば口。駐車場。



 アクトランドは最近できた観光施設である(2015年5月オープン)8つの展示館で構成されている。そのメインが「龍馬歴史館」である。27の場面セットが時を追って展示されている。リアルな蝋人形達が臨場感溢れるシーンを演出している。時としてそのリアルさにドキッとさせられる。以前見たNHKの福山雅治主演の「竜馬伝」を思い出しながら、展示の人形ながめ、説明文を併せて読んでいく。セットによっては、派手な照明、音響が加わり、飽きさせない。坂本龍馬を知るうえで、よく工夫されたおもしろい展示館である。このほかに、蝋人形の世界偉人館、絵金派アートギャラリーなど計8つの展示館がある。各館別料金で、絞って見るもよし、贅沢に1日パスポート買い求め、すべてを見るのも良い。外には現代アートの不思議な構築物や、これまた奇抜な子供のための珍しい遊具、遊園施設がある。なかなか魅力的な施設である。 
不思議なオブジェ 不思議な遊具
龍馬像 蝋人形
龍馬誕生


 今日の昼食は皿鉢(さわち)料理である。昨日の夜も。私が食した皿鉢料理は、大皿に刺身、すし、煮物、練り物、焼き物、果物、羊羹などの菓子等を盛ったもの。刺身は分厚く切った大きめなカツオ。塩たたきで食べた。(今はこれが主流)塩が一番カツオの旨みを引き立てる。皿鉢料理は、大人も子供楽しめ、酒を飲める人飲めない人も楽しめる豪快な料理である。一緒にだされた鯛そうめんも美味であった。そして日本酒が旨い。


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