温燻 熱燻 冷燻
食材を煙で燻すものでスモークともいう。作り方の種類として、「温燻」、「熱燻」、「冷燻」の3種類がある。 |
鈴木アキラ著 ダッチオーブン&燻製入門 山と渓谷社 参照 |
「温燻」 温かい煙を当てながら作る最も一般的なスモーク 燻煙材と食材との間隔をとり、燻煙材から立ち上がる温かい煙で食材を燻し、燻製を作り上げる方法。 スモーカー内の温度を30~80度Cに保ち2~6時間で燻煙するのが一般的。 保存性は4~5日というところだが、そのかわりしっとりして口当たりはいい。 |
「熱燻」 燻煙材の熱も食材に当てつつ作るスモーク 燻煙材が発生する熱を利用してスモーカー内の温度を上げたり、直接食材に当てたりして、煙とともに熱を食材に当てて調理する方法。 スモーカー内の温度は80~140度Cになるようにする。 保存性は30分~4時間という短時間で燻煙するために低い。 |
「冷燻」 冷たい煙だけを当てて作るスモークの芸術品 スモーカー内を15~30度Cという低温に保ち、長い時間(通常1週間~1ヶ月以上)をかけて行う方法。 保存性は長期間燻煙するので3種の燻製のなかでは最も高い。 |
▲サーモス・イージースモーカー |