べんりなびん | 果実酒びん |
果実酒びん
果実酒びん 梅酒 らっきょう オリジナル果実酒づくりに |
「梅酒のびん」 子供の頃、小学校低学年だった思う。家の流しの下の冷暗場所には常に梅酒が置かれていた。その梅酒の容器は厚手のガラスで出来ていて、透明度はあるものの、平らなはずのガラスの表面が大きく波をうち、無骨な代物だった。透かしてみる対象物はかなりゆがんで見えた。そして上部には大きめでデコボコになったアルミの蓋が付いていたが、その蓋はそのままでは、緩すぎるため、蓋が固定されない。(ネジも切られていない)そのため重ねた新聞紙を蓋の内側に入れていた。蓋を締めるための補強材だ。蓋からはみ出た新聞紙がとても印象深かったのを覚えている。梅酒の深緑か琥珀色の液体は、歪(いびつ)な面のガラスを透して屈折し、ちょっと神秘的な光を放っていた。梅は蓋をはずし、長い菜箸で挟んで取り出した。液体の梅酒はどうやって取り出したか、記憶にない。 梅酒を作る際は母のそばについて、よくその作業を見ていた。たぶん、材料の氷砂糖をつまみ食いするのが目的だったのだろう。口でゆっくり溶ける氷砂糖がすこぶる美味しかった。こんな光景は当時、どの家にもあったのではないかと思う。昭和30年代後半の頃の話だ。 |
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梅酒はクエン酸を多く含み、疲労回復に効果がある。またカリウムやカルシウムなどのミネラルも多く含む。クエン酸はカルシウムは吸収を助ける働きがある。またよく食前酒として利用されている。胃液の分泌を促し、消化を助ける。 |
左より 果実酒びん 5号 7号 10号 |
材料→ 果実酒びんサイズ↓ |
梅の実 | ホワイトリカー 35度 |
氷砂糖 | 蜂蜜を使用 した場合 |
5号(4リットル) | 1.2kg | 2000ml | 550g | 380g |
7号(5リットル) | 1.25kg | 2300ml | 600g | 420g |
10号(8リットル) | 2.0kg | 3600ml | 1000g | 700g |
・上の表の割合は目安です。お好みで調整してください。 ・氷砂糖の代わりにハチミツをご利用の場合は、甘みが強いため、氷砂糖の7~8割の分量がおすすめです。お好みで調整してください。また、精製されていないのでカビが発生しやすいです。果実酒づくりは慎重に行ってください。 ・果実酒びんの容量は、びんの底の表示をご覧ください。 ・レシピによって、びんの内部には空きができます。また、それぞれのレシピにより、空きの大きさは異なります。(添付の説明書のレシピ) 果実酒びんには次のレシピが付いています。 ・梅酒のつくり方(この下に掲載しました) ・梅シロップのつくり方 ・らっきょうも手づくり(塩漬け、甘酢漬け) 秋本由紀子氏のノンシュガー健康レシピ(いちご酒、あんず酒、りんご酒、かりん酒、みかん酒、レモン酒) |
1 | 果実酒びんを洗い乾かします。 やわらかいスポンジを使い、ぬるま湯で必ず洗って下さい。 熱湯消毒、煮沸消毒は不可。ホワイトリカーまたは食品用アルコールで拭いて下さい。 |
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2 | 梅のヘタを除きます。 梅のヘタやなり口のくぼみの汚れは、竹串を使いきれいに取り除きます。 |
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3 | 梅を洗います。 表面を傷つけないように水洗いし、ザルに上げます。 |
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4 | 梅を拭きます。 乾いた布巾で一つずつ丁寧に拭き、水気を取ります。 |
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5 | 梅と氷砂糖は交互に入れます。 準備したびんに梅と氷砂糖を交互に入れます。 |
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6 | リカーを注ぎます。 静かにホワイトリカーを注ぎ入れます。直射日光の当たらない涼しい場所で保管して下さい。 梅の実と溶けた砂糖が分離していて混ぜ合わせる場合は、清潔な菜箸などを使い静かに混ぜて下さい。 |
吊手 | 外ブタ |
保存時の内ブタ | 使用時の内ブタ |
内容物を入れて保存する際は、内ブタをしてから外ブタを閉めてください。 また、保存時は注ぎ口のフタを閉めてください。 注ぐ時はフタに付いている穴をフタの突起に固定させると注ぐ際に便利です。 |
フタを外して。 手が楽に入る広い口。 |
シール付き。 リキュール名、漬けた日、飲みごろ、レシピ欄 |
・密封びんではありません。「横にすること」「逆さにすること」「ゆすること」で混ぜ合わせると、もれる恐れがありますのでおやめください。 ・急激な発酵により内部圧が高まり、本体が破裂する恐れがあります。必ず直射日光の当たらない涼しい場所で保存し、定期的に内ブタを開け、空気を抜いてください。つくり始めより約1ヶ月間は2~3日に1回、その後は1ヶ月に1回程度を目安に行ってください。 ・耐熱ガラスではありません。急激な温度変化(急冷、急熱)により割れる恐れがありますので熱湯消毒、煮沸消毒は絶対にしないでください。 ・樹脂部分(外ブタ、内ブタ、吊手)は熱湯消毒、煮沸消毒は絶対にしないでください。 ・電子レンジ、オーブン等では使用しないでください。 ・持ち運ぶ際には、フタだけもって運ばないでください。 ・らっきょうなど、においの強いものを漬けると、内ブタににおいが移りとれなくなるため、次回も同じものをお漬けいただくことをおすすめします。 |
そしてこの「品質規格」と「認証マーク」運用規定を、併せて「長期保存果実酒びん認証制度」と呼ぶことにしました。 この「認証マーク」は、安全・安心の証としてびんに貼付しています。「耐熱ガラス製品」「強化ガラス蓋」に続く、3番目の安全認証マークとなりました。 社団法人日本硝子製品工業会「長期保存果実酒びんの認証制度について」より抜粋 |
果実酒びん 5号(4L) 容量:4L サイズ:φ170×110×H280(吊手は含めず)mm 材質: 本体/ソーダライムガラス 外ブタ/ポリプロピレン(耐熱温度100℃) 内ブタ/ポリエチレン(抗菌剤入)(耐熱温度70℃) 吊手/ポリプロピレン(耐熱温度100℃) 日本製 |
果実酒びん 7号(5L) 容量:5L サイズ:φ182×110×H310(吊手は含めず)mm 材質: 本体/ソーダライムガラス 外ブタ/ポリプロピレン(耐熱温度100℃) 内ブタ/ポリエチレン(抗菌剤入)(耐熱温度70℃) 吊手/ポリプロピレン(耐熱温度100℃) 日本製 |
果実酒びん 10号(8L) 容量:8L サイズ:φ205×110×H340(吊手は含めず)mm 材質: 本体/ソーダライムガラス 外ブタ/ポリプロピレン(耐熱温度100℃) 内ブタ/ポリエチレン(抗菌剤入)(耐熱温度70℃) 吊手/ポリプロピレン(耐熱温度100℃) 日本製 |
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