絶対できるパラパラ・卵チャーハン
わが家では、チャーハンづくりは、パパの仕事である。答えは簡単。ママより美味しいからだ。子供のうけが違う。黄金色のパラパラチャーハンなのだ。プロの様なチャーハンは家でもできる。ほんとうにおいしいのだ! ちなみに「鉄の中華鍋」で作ります。 |
では材料から。 ■ご飯・・・冷たいご飯の方が、余分な水分が飛んでいいと思われるが、温かい方が作業はし易い。冷たいごはんは、鍋の温度を急に下げてしまう。こびりつきの原因になる場合がある。(プロの場合は、火力が強く、ごはんが冷たくても、すぐに温度を上げる事ができるので、冷めたいごはんでも、いいのだと思う)また炊きたてもこびりつきやすい。一番良いのは少しあたたかめの保温されたごはんだろうか。そして、だまになったご飯は、ある程度ほぐしておこう。またご飯2膳分ぐらいまでにしておこう。火力の弱いご家庭では大量に作ろうとすると上手にできない。 ■卵・・・溶いておく。 ■長ネギ・・・そばの薬味のように切っておく。多めに。(万能ネギ タマネギは不可。だめです) ■チャーシュー又はハム・・・細かく四角に切る。(チャーシューは自家製のたれがいっぱいからまったもので作ると極めて美味しい) ■塩 胡椒 化学調味料 醤油 中華の素またはコンソメ(顆粒) |
●まずは簡単な下ごしらえから。ボールに卵を溶いてその中にご飯を入れ均一になるまで混ぜる。この方法は、米粒一つ一つに卵がからみつきコーティングして、プロっぽいチャーハンを作る一番手っ取り早い方法だ。(プロの中にも、この方法を利用している方がおられる)鍋に卵を割ってご飯を入れるやり方は、一般の方にはどうしてもスピードがないので難しい。下手をすると炒り卵ご飯になってしまう。卵がご飯と細かく混じり合うことは大変大事。卵チャーハンはチャーハンの基本。 |
では材料から。 ■玉子チャーハンをまずは作って頂きたい。具は玉子とネギのみ。後で上に具をのっけるのであっさりと。私は最近チャーハンをつくるとき、お玉の縁で、米を押すように、切るようにかき混ぜるようになった。米粒が少し切れるが、よく米がばらけ、ぱらぱら度が増す。これは正しいかどうか知らないが、米がベタッとならずいい。 ■上にのっける具だか、ともかく冷蔵庫の残り物の野菜でいい。ニンジン キャベツ 玉ねぎ ニラ 白菜 何でも良い。ただ硬い部分は短時間に調理するので、注意が必要。できるだけ、薄く、小さく切って火のまわりをよくしておいたり、湯通ししておくことをお奨めする。他にキクラゲ 蒲鉾 ハム(ハムは火の通りを心配しなくていい、短時間の調理にいい)あと、あればウズラの卵。 ■調味料は、食物油 塩 しょう油 中華だし コショウ お酢 オイスターソース 水(スープ) 水溶き片栗粉 ●中華料理は時間との争い。お皿 材料(ともかくきれいに切っておく) 調味料一式、特に水溶き片栗粉はきちんと用意。すべて手元にきちんと用意しておく。 ●チャーハンは手早く作り、大皿にサッと移す。そして「あん」の調理へ。このとき中華鍋はなんにもしなくても、上手に使っていれば、まったくこびりつきがなく、きれいな状態になっているはずだ。そのまま同じ鍋で次の調理へ行ける。中華鍋は上手に使えば快適だ。 ●まずチャーハンを作ったまだ熱い状態の中華鍋をさらに熱する。素材が入っていた分、鍋の温度を下げてるだろうから、もう少し熱する。熱いので気をつけて。そして油を注ぐ。油は多めに入れた方が、中華丼のような、ねっとりした感じがでておいしい。そして野菜などの具をすべて放り込む。熱が均一に素材に行くようなバランスで切っているので(自分の感じで良い)いっぺんに放り込むのだ。そして鍋とお玉を軽やかに振り回す。「ああ楽しい」。このとき大事なことは、炒めすぎないことだ。そしてコショウ、塩、しょう油、中華出しで、味付けをする。僕はこの時、水を差す。(スープならもっといい)短時間での調理なので、水が野菜からあまり出ないので(その方が美味しい)、とろみをつくる水分が足りなくなるからだ。そしてお酢を入れる。お酢は、さっぱり感も演出してくれ、油との相性がいい。お酢が大好きなせいもあるが、非常に味に奥行きを出してくれるように思う。またオイスターソースを隠し味に使うとうまい。そして最後に水溶き片栗粉を入れとろみを確認しながら、味見をしてできあがり。チャーハンにかける。 ●下ごしらえと必要なものをきちんと用意しておけば、あっと言う間のできあがりだ。これをやっていると中華鍋ってすごい合理的な鍋と痛感する。半球体が、かき混ぜやすくしてくれるし、皿に移しやすい。口が広いのでなんでも手早く受け入れてくれる。底がなくスロープになっているから、全体に熱が行く。 ●鍋によく熱入れて、素材を入れすぎて鍋の温度を下げないことが一番大事だ。家庭では火力が弱いので鍋をよく熱することが重要だ。 このチャーハンは野菜嫌いな子供達に大変受ける。 |
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