電子レンジ調理器を使う


 電子レンジに、どこか違和感を感じることがある。家族団らん、温かい居心地よい食卓のイメージにどこかそぐわない。ファーストフード的イメージを抱いてしまうからかもしれない。また鍋、フライパン、蒸し器などでの調理が、母親のイメージとして私の心に定着しているせいかもしれない。
 母親の外出時、小さい子供の食事の用意には気をつかう。温かいものをと思っても、火を使わせるのは心配だ。またお年寄りも同じ場合がある。そういう時に電子レンジはとてもいい。私とて、作り置きしてもらい、食すとき「チン」で済めば、それはもちろん大変ありがたい。電子レンジはやはり大変な発明だ。
 電子レンジは温めたり、解凍したりすることが主な役割という認識があるが、調理という能力も持ち合わせている。それについては、かなり前から、電子レンジ専用の調理道具があったが、あまり普及しなかったようだ。しかしここへきて、電子レンジを利用して使う道具が非常に増えてきた感がある。
 うちの息子が遠い地へ赴任となった。新入社員だ。まだご飯も炊いたことがない。もう立派な社会人だが、母親としては特に食生活を心配している。案の定、夏休みにはかなり太って帰ってきた。当人もそれによる体の切れの悪さを意識したのか、その後ベスト体重にかなり戻した。しかしその後も外食やコンビニ弁当は続いている。まあ無理もない。慣れない仕事で疲れ、おそく帰ってきて、それから慣れない自炊は厳しい。こうした単身者に、簡単に使える電子レンジ調理器があれば便利だ。もしかして自炊のきっかけになるかもしれない。
ルクエ スチームケース ルクエ スチームケース

 電子レンジ用調理道具は手作りする時間のない方にとって、大変ありがたいものだ。また手作りは気が進まないが、電子レンジなら調理してみようという方もおられると思う。そういう方にとっては電子レンジとその専用道具が手作りへと向かわせてくれるかもしれない。手作りを常に心がけている方でも、調理方法をより豊にしてくれるかもしれない。(いろいろな裏技もあるようだ)良いことだと思う。さらに電子レンジを使っておいしく調理できればそれは嬉しい。現代の発明を大いに活用すればよいと思う。
 
電子レンジ調理器の記事がございましたので下記にご紹介します。
2009年9月26日 読売新聞より抜粋

レンジ調理器「内食」に幅
   蒸す 煮る 焼く 短時間で


 電子レンジで蒸す、煮る、焼く・・・・・・・・・。
短時間で手軽に、しかもおいしく調理できる電子レンジ用のユニークな調理器が、百貨店や通信販売で売れている。高機能なレンジでなくても、料理の幅が広がるのがうれしい。
                                 (経済部 滝沢聡)
 生のエビやアサリ、季節の野菜をケースに入れ、ワインを加えて電子レンジで5、6分。手軽に香ばしいワイン蒸しが出来上がる。スペインの家庭用品メーカー・ルクエの「スチームケース」は、レンジで蒸し料理ができると、昨年から百貨店などで大ヒットしている商品だ。
 耐熱性の高いシリコン製のケースの中で加熱することで、素材のうまみを逃さず調理できる。ご飯ものや煮込み料理にも使えるほか、枝豆をそのまま入れればビールのつまみもできるなど用途が広く、主婦や単身者、高齢者世帯と幅広い層の支持を集めている。
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 電子レンジ用の調理器は、実は10年以上も前から市販されている。ただ、一般にはレンジは「食材を温め直す道具」としか認知されず、調理機器としての使い方はなかなか広まらなかった。百貨店の伊勢丹新宿店のキッチン雑貨バイヤー、杉原正規さんは「最近は共働き世帯などで料理の『時短』が求められ、外食を控える『内食』志向の高まりもあって、電子レンジ用調理器が見直されている」と、ブームの背景を指摘する。
この記事の中では、「野崎洋光 一合炊飯鍋」も紹介されておりました。
野崎洋光 一合炊飯鍋 「料理家と共同開発。10分でご飯がおいしく炊ける」




こだわりやさんで展示している電子レンジ用調理道具また電子レンジ対応製品です。

ルクエ スチームケース
野崎洋光 一膳炊飯碗/一合炊飯鍋
野崎洋光 万能だしポット
野崎洋光 旨みポット
ミニお櫃(電子レンジ対応)
パイレックス耐熱ガラス容器
ベーシックボウル
ハリオ・ガラスの一夜漬け器
アンカーホッキング メジャーカップ



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