ワッフルについて・Waffle


世界中で焼かれ、愛されている『ワッフル(waffle)』
ワッフルとは英語読みで、フランスでは『ゴーフル(gaufre)』、ドイツでは『バッフェル(waffle)』とも呼ばれているドイツ語で蜂の巣を意味するウエハースと同じ語源の言葉です。その原型は古代ギリシャ時代にまでさかのぼり、13世紀にはヨーロッパ各地に広まりました。15世紀になると現在のような蜂の巣の形をイメージした凹凸型のワッフルが焼かれるようになりました。主にフランス北部からベルギーの家庭で朝食用として食べられていたイーストを使ったパンの一種で、日本では、大阪の(株)ローゼンがベルギーのマネケン社と提携し大ブームとなりました。
 また、小判型に焼き上げたカステラ風の生地にジャムやカスタードクリーム・チョコレートなどをはさんで二つ折にしたワッフルは、日本独自のお菓子で、明治中期に米津風月堂の当主がヨーロッパでの経験をもとに開発したものです。
 ワッフルには、大きく分けて2種類あり、1つはイーストを使って焼き上げたベルジャンワッフル(表面はカリッと中はもっちりしたリエージュ風やしっとりしたブリュッセ風などがあります。)もう1つはイーストを使わないで焼き上げた軽い食感のアメリカンワッフルです。その他材料のバランスでさまざまな味が楽しめます。



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